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「野菜類種子消毒用ドイツボルドーA」の農薬登録

06.09.21.

 ウリ科の重要病害であるBFB(果実汚斑細菌病)は、1998年にスイカで初発生以来、その後も年次的、地域的な発生を繰り返しており、昨年はメロンでも発生が確認されるなど被害の拡大が懸念されております。
 本年は幸いにも発生の報告はありませんが、本病が初発生以来8年を経てもなお撲滅できない最大の原因は、有効な種子消毒技術がないことにあり、特に、登録された有効な種子消毒剤がないことが問題となっていました。

 そうした中で、カネコ種苗(株)等のご努力により、BFBに極めて有効とされる種子消毒剤「ドイツボルドーA」が開発されたのを機に、これの薬効薬害試験への会員各社のご協力、並びに、関係官庁、農薬メーカーのご理解等、官民協力しての対応により、本年7月31日付けで農薬登録が速やかに達成されたことは画期的なことと言えます。


 農薬登録の概要は以下の通りですが、「野菜類種子消毒用ドイツボルドーA」を使用基準を守りつつ効果的に使用し、BFBの撲滅に大きく貢献するよう期待しています。
 なお、市販の「ドイツボルドーA」も有りますが、これは種子消毒用には適用されていませんので、使用すれば適用外使用として農薬取締法違反になります。種子消毒の際には「野菜類種子消毒用ドイツボルドーA」を用いるようご注意下さい。
 また、この農薬を使用した場合には当該種子の包装等に以下のように表示する必要があります。(記載例)塩基性塩化銅、食酢 種子浸漬各1回使用


(注)食酢は特定農薬に指定


農薬登録の概要
登録番号           農林水産省登録 第21746号
登録年月日        平成18年7月31日(有効期間3年)
登録申請者        北興化学工業株式会社
農薬の種類        銅水和剤
農薬の名称        野菜類種子消毒用ドイツボルドーA
有効成分            塩基性塩化銅
作物名               野菜類
適用病害虫名     かいよう病、斑点細菌病、黒腐病等の種子伝染性細菌病害
希釈倍数            500~1000倍(食酢の希釈液を使用)
使用時期            播種前
使用方法            30分間種子浸漬

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