お知らせ・トピックス

23.09.22
協会からのお知らせ

【ご案内】DSIに関する業界説明会の開催について

農林水産省から以下のとおり、DSIに関する業界説明会の開催について連絡と周知依頼がありましたので、お知らせいたします。
参加を希望される方は、下記の登録フォームのサイトに直接アクセスしてお申し込み下さい。

【以下ご案内文引用】

現在、生物多様性の保全等に関する国際条約(生物多様性条約:CBD)において、遺伝資源のデジタル配列情報(DSI*の利用から得られる利益の配分に係る議論が行われております。(*主にゲノム情報を指す)

文末に議論動向を記載しておりますが、今後、DSIの利用による利益配分について、幅広い業界を対象に含めるような制度の検討が進む可能性もありますので、昨年12月の生物多様性条約第15回締約国会議(COP15)におけるDSIに関する決定を踏まえた現在の状況や今後の見通し等につきまして、ご説明の機会を設けさせていただきたく、以下の日時で説明会を開催したいと思います。


【説明会日時】

104日(水)13:30~1時間目途)

※オンライン(Teams開催 先着300名まで)


【参加申し込み】

下記フォームにて、㈰所属 ㈪役職 ㈫氏名 ㈬メールアドレス ㈭電話番号 を入力いただき登録(送信ボタンをクリック)をお願いいたします。

会議のリンクは後日、登録者宛てに送信させていただきます。


登録期日は9月27日(水)17:00までとさせていただきます。


登録フォーム

https://forms.office.com/Pages/ResponsePage.aspx?id=_6DkBnJJi0qvMEVxNh0TRI_KhnyNTMpDvGZM6hcbHspURUtSSUo4SEJZUlJJTUxVVDFNVVhaNjdYWC4u


(問い合わせ先)

みどりの食料システム戦略グループ 地球環境対策室(TEL:03-3502-5303

松井 英樹(MATSUI Hideki) hideki_matsui720@maff.go.jp

 横山 遼人(YOKOYAMA Ryoto) ryoto_yokoyama210@maff.go.jp


DSIに関する議論動向(概要)】

*現行国際制度(名古屋議定書に基づくもの)において、海外の有用な遺伝資源を入手する際には、その遺伝資源の保有国に同意を得て、さらに遺伝資源の所有者と利益の配分方法を含めた契約を個別に行う形が基本となっています。

*他方、ゲノム解析等の技術が進み、遺伝資源を入手しなくとも、ゲノム配列等の遺伝資源の情報をインターネット上のデータベースで取得できることから、こうしたゲノム情報(「DSI:デジタル配列情報」と呼称されています)の利用に対価を支払う制度を求める議論が国際的に行われています。

*こうした中、昨年開催されたCOP15では、DSIの利用から得られる利益が公正かつ衡平に配分されること、また、利益配分のための多数国間メカニズムを設置すること等が決定されました。ただし、メカニズムの詳細については、公開作業部会を設置してCOP16に向けて検討することとなっております。

*現在、DSIの利益配分に関する我が国の対応方針を関係省庁と検討しており、今回はその状況や今後の見通し等についてご説明させていただきたいと思っております。