お知らせ・トピックス

24.08.29
協会からのお知らせ

【農林水産省植物防疫課からの情報提供】輸入済みブラジル産かぼちゃ種子からスイカ果実汚斑細菌病菌(Aac)が検出された事例に伴う対応について

農林水産省植物防疫課から、下記PDFファイルのとおり、本年2月に輸入されていたブラジル産かぼちゃ種子から輸入者の国内流通前の自主検定においてAacが検出された旨の情報提供を受けて、植物防疫所が当該種子の全量を回収するとともに、Aacに対する検定を実施したところAacの検出が確認されたとのことです。
このため、ブラジルにおいて精密検定が実施された宿主植物を通じてAacが侵入するおそれがあることから、Aacの侵入を防止するための暫定的な措置として、モニタリング検査(STEP1から開始)を明日(8月30日)から実施することとなった旨連絡がありましたので、お知らせいたします。
なお、今後30件の連続した検査で新たな検出が確認されない場合はSTEP0に戻されることになりますが、新たな検出があった場合はSTEP2に進み、ブラジル側で改善策の提案がないままさらに検出が続く場合には、STEP3としてブラジルからの輸入停止となる可能性があります。
また、下記PDFファイルの末尾に記載されておりますとおり、、種苗会社におかれましては、流通前に在庫種子の点検を行う等健全な種子を供給することと、育苗・栽培時にAacの疑似症状が観察された場合は植物防疫所へ連絡することを求められておりますので、ご注意いただきますようお願いいたします。